貴方は古びた手記を見つけた。

汚れていてよく読めないが、TRPGセッションの感想などが書いてあるようだ。

今から君の笑顔を奪うんだ

スーサイデッドメアリンク  八重樫アキノ様作

第1~3回まとめ(ふせったーと内容は同一です)

 

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第1回
PLもつ子さん
PC牛島智子ちゃん(とろ子ちゃん)
KPC音倉奏祐

初回しは、ぼくミゴでご一緒したとろ子ちゃんとの1週間でした。
会うのは小学生以来で、ついに大人として再会する機会を持てて大変嬉しく思いました。どんなきっかけであろうと!
週末の約束をとろこちゃんからお誘いしてもらったのは、KPとしても音倉としてもとても嬉しかったです。しえりちゃんに刺されないか心配するとろこちゃんが良かったですね笑
日常パートの進め方が行き当たりばったりで、かなりふわふわしてしまったのは申し訳なかったです。昼ごはんを買い損ね続ける同僚は実はお気に入りです。
約束の日、一緒に行った遊園地で、小さいころの3人の思い出なんかを話しながら歩きました。まさかコーヒーカップで酔うとは…。シナリオ的には好都合だけど、しっかりして、音倉…!
最後のシーンでは、観覧車へ入る前の見事な熱いクリティカル。とろこちゃんの焦りと想いが出目に現れたように感じました。
とろこちゃんのために、と自殺を図る音倉に、声を震わせながらも真っすぐ言葉をぶつけてくれたとろこちゃん。
「僕と世界と、心中するの?」と聞いた時、すぐ肯定されたので、内心、これはAエンドかな…?と思いましたが、音倉的にはとろこちゃんを死なせたくない、という狂気的なほど強い想いに駆られているので、一回はそれじゃあだめなんだ、と突っぱねました。
その後も続いた口論の末、とろこちゃんは音倉の気持ち(決意?)を受け入れることを決めてくれました。
「誰かの記憶にあり続けられるならば、そこで僕は生きていられるから、どうか忘れないで。」と、前回参加したシナリオの勿忘草にかけた台詞を音倉に与え、世界は終末。
音倉のことは忘れてしまったけれど、どうか強く生きてください。
シナリオ終了後に梅酒をあおるもつ子さんのことは、KPは忘れませんよ!

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第2回
PLゆきよいさん
PC鐘餅昴さん
KPC柊雪人

いつかはこの2人でやりたい、と思っていた昴さんを、早くも2回目でお迎えした1週間でした。
週末の約束には、前回のContinue?で約束していた神戸観光を取り付けられて良かったです。
日常パートでは、昴さんがフリーターだったことが判明。和菓子屋さんでちょっと懐かしい立ち絵の上司を出せたのと、小ネタを挟めたのがたのしかったですね。浅草観光の下見もしてくれて嬉しかったです。
お茶を淹れた際のお遊び幸運シークレットダイスでは、まさかの1クリ。幸運成功で茶柱を立てようと思っていたのに、どうしろと…!とおちゃめな女神に困惑したのが思い出されます。いつもは100に愛されるゆきよいさんですが、このシナリオ中は安定かつ低い出目でしたね。
夜パートでは、なぜか秘密が増えていく昴さん。結局明かされることは無かったので、柊はずっともやもやしてました。心配性キャラが生えましたが、あれだけ巻き込まれていればそうもなります、よね…?
そしてその何度も巻き込まれて、何度も彼女を救った思い出が、彼に狂気的とも盲目的ともいえる決断をさせるきっかけになったと言っても過言ではないでしょう。
そして待ちに待った当日。このためにためていた神戸画像ストックがうなりました。結局この日も秘密が増える昴さん。またもやもやするはめになる柊。あまりにもやもやしたので隠し返しました。もう数回シナリオを重ねていたので少し茶目っ気が出たのかもしれませんね。
画像のセレクトがあまりよくなくて、最終日の推理に支障をきたしてしまったのが申し訳なかったですね。あと柊を離脱させるタイミングをすっかり忘れてて少々無理矢理感が出てしまいました。
最終日。なんとか観覧車へ間に合った昴さん。沈黙の続くゴンドラ。最期まで何も言わない(言えない?)のは、ゆきよいさんも仰っていましたが、彼女らしいといえば確かにそうですね。血を流し、満足そうな微笑みを浮かべ息を引き取る柊を、どんな表情で見ていたのでしょうか。死した彼には知る由もありませんが。
おそろいで付けたブレスレット、何故大事なのか、もう彼女には思い出すことはできませんが、大切にしてくださいね。


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第3回
PLまめごろうさん
PC戸塚悠良ちゃん
KPC榎木きの

本編開始前に1本短編を挟んでからのスタート。はじめましてからスタートした1週間でした。
前日譚で大体2人の関係性が構築されましたが、先輩とはなんぞや…というくらい情けない榎木。紅茶淹れられないわ、本落とすわで、KPもため息でした。悠良ちゃんと仲良くなれたから良かったものの…。美術部の先輩後輩設定、高校生時代が気になるところです。
夜パートでも悠良ちゃんにもてあそばれる榎木。しかしその構図がKP的には良い関係だな~とお気に入りでした。山登りと似顔絵の約束も取り付けられ、たのしかったですね。
日常パートでは大学で同期と講義中に話したり遊んだり、スイーツを求めて街を歩いたりと、JD感溢れるパートとなりました。そして取り逃され続けていた情報(記憶の齟齬に関する情報)を回収していく悠良ちゃん、流石です。
そしてそして約束の日。駅前にてそわそわ待つ榎木を驚かそうとする悠良ちゃんでしたが、ばれてしまい微妙な体勢で合流。たまにはやるじゃん榎木~!でも驚かされてるのも見たかった!
遊園地では予想通りというかなんというか、意気揚々とまわる悠良ちゃんに引き連れられ、醜態を晒す榎木。絶叫系はダメみたいですね。進行的には良いけど、情けないにもほどがあるよ…。
悠良ちゃんが下調べしていたブレスレットですが、榎木が先に買っていたので、ダイス失敗して画面の前でガッツポーズしてました。ちゃんと渡せて、最後は格好つけられて良かったね。
榎木の左手を差し出す描写は何となく入れていて、休憩中にもしAエンドに行ったら回収しようかな、と思っていた後付け伏線だったりします。アドリブな上自己満なので気付かれてない前提でやっていたので、気づいてもらえてて嬉しかったですね。
最終日。まっすぐに家と遊園地に走った悠良ちゃん。観覧車のシーンでは、いつもはゆるさの中に見え隠れする芯の強さが発揮されたように見えました。
真正面から、自分を曲げず、でも榎木の気持ちも無駄にせず、世界と彼との心中を選んだ悠良ちゃん。真っ赤に染まる世界、榎木の腕の中、「大好きだよ」と告げられた悠良ちゃんは、どんな表情をしていたのでしょうかね。

明けた月曜。彼のもとへと駆けて来てくれた悠良ちゃん。差し出した左手を取ってくれて、本当にありがとう。

 

 

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何度回しても、土曜の夜、送り届けて別れ際にKPCが嘘をつくシーンが好きです。上手く笑えてたかな。
日記とLINEの時系列を合わせると…ということも、回してからやっと気づけました。
Aエンド暗転中の占い師RPがめちゃくちゃたのしかったのでまたやりたいです。

 


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EDは チャットモンチーの「世界が終わる夜に」
PVも歌詞も、このシナリオにピッタリだと思いました。
死を覚悟してのKPCの半分ヤケな「最後くらいはあの人と楽しくすごしたい」という気持ちだとか、”お守り”とか。
僕が神様だったら、PCを犠牲にする世界なんて創らないし、悪魔だったら、PCのような素敵な(大切な?)人なんて創らなかったのにな、なんて
チャットモンチーはいいぞ!