貴方は古びた手記を見つけた。

汚れていてよく読めないが、TRPGセッションの感想などが書いてあるようだ。

ここ最近まとめ

実家にいる間やその直前までにセッションをして、感想をかけないままため込んでしまいました。

一度怠けてしまうとだめですね。

日数が経ち記憶が曖昧なのでまとめて書きます。

 

 

 

「もっと食べたい」

KP もつ子さん

PL  暁さん/坂上流星 探偵

      しきさん/長内秋桜 教授

      いくみさん/鈴無友 狂信者(空飛ぶスパゲティモンスター教)

      アルミニウム/宮瀬かえで 記者

 

 このセッションを機に、皆様とは数回ご一緒させていただくことになりました。それほど印象というか、跳ねに跳ねたセッションでした。

 導入の中華料理店から独自の世界観を爆発させる狂信者、鈴無さん。スパモン教の司教らしく、厨房を借りて美味しいナポリタンをふるまってくださいました。その少し後、NPCの記者があの状況になってしまったときにぽつりとつぶやいた言葉がなぜか皆様に気に入っていただけたようで、そのあとも彼を指す言葉がその単語になってしまいました。NPCの家を調べに行き、またパスタをふるまう鈴無さん。NPCの妹にまで提供していました。

 呪いにかかってしまったもののいつも笑ってたのしそうな坂上くんと、常識人感あふれる苦労人アラサー長内さんで敵の本拠地へ。あまりに大人数で行ってもおかしいだろうと、宮瀬と鈴無さんは車内待機。堅実に敵の親玉らしいNPCとの会話を繰り広げる二人をよそに、社内でグミを食べました。結果的に突入組と車内組でわかれたことは正解だったと思います。仕事はしなかったわけではなく、結局けりをつけたのは鈴無さんでした。マーシャルパンチで一撃でした。

 このセッションでこの5人での中のポジションが固まったような気がします。

 

 

「カツラギヤマノボレ」 だてやまと様

KP 暁さん

PL もつ子さん/松井隆子 宗教家(地を這ううどん教)

   いくみさん/鈴無友 狂信者

   しきさん/長内遥緒 大学生

   アルミニウム/宮瀬かえで 記者

  

 暁さんによる鈴無さんのためのセッションでした。鈴無さんに対抗して前回KPをしてくださったもつ子さんが夢からインスピレーションを受け宗教家に。今回は皆で山登りに。NPCの女の人がポンコツ感あふれる方で生きていけるのだろうかと心配になりました。

 今回は山登りなので、布教相手のいない鈴無さんはとてもおとなしかったです。そして序盤から出目で大暴投するNPC坂上くん。不運続きでした。前回の長内さんの弟の遥緒くんとは友達だそうです。途中の筋肉ダルマがまさかの宮瀬の口車にのせられたのは笑いました。

 今回のセッションで鈴無さんの夢がかなってしまいました。しばらくお休みだそうです。ほかのPCの信仰心が揺らいだのがおもしろかったですね。POW対抗に勝ってなくても入信していいかな、と思っていたのですが入信には至りませんでした。

 

 

「大好きな、かくれんぼを」くろいと様

KP よもぎもちさん

PL まわたさん/緒花子菊代 メンタルセラピスト

   Asagiさん/東頭叶保 小説家

   アルミニウム/有栖川真白 犯罪者

 

 以前「恨みの館」でお世話になったよもぎもちさんの卓におじゃましました。PLお二人がほぼ初心者の方々ということで、しっかりせねば!と思っていたのですが、時すでに遅し。提出していたキャラクターシートは犯罪者でした……。

 導入、暗闇の中で自己紹介しあう女性二人のそばで押し黙る真白。つけていたボディミストのため、”いい香りの人”で認識されました(最後まで名乗ることはありませんでした)。声は男です。NPCの少女がとてもかわいらしく、PLとしては常ににこにこでした。PCのロールとしては「腹立つな」しか言えませんでしたが。池に落とそうとしてきたのを蹴ったり、木登りができないのを馬鹿にしたりと、小学生同士のけんかのようなことができて私は満足でした。緒花子さんが完全に保母さんでした。NPCも一番懐いていました。納得です。東頭さんは真白のような怪しい人間にも快くお手伝いしてくださいました。制限時間のあるシナリオでしたので、ゆっくりRPできなかったことが悔やまれます。時間余ってるよ~と言っていただいたのでのんびりしていたのですが、結構ギリギリで、最後は畳みかけるように行動しました。推理もするだけして何も話さなかったのに、お二人とも信じてくださって助かりました。最後にNPCに温情がわきすぎて助ける判断をしてしまったのが、ロールとしてちょっと不自然だったなと反省しております。そしてやはりリアル言いくるめは苦手です。綺麗な言葉が出てこない。感動させられるようなセリフはしゃべれません。しかもNPCの幼女が真白が前回散々遊ばれたにゃる様の名前を名乗るものだから、まず味方をしにくい。しかし逆に「こいつはそうじゃないな」と気づくことができたので良かったと思います。

 KPの温情による戦闘ではまず一番に死にかけました。でも自分に引き付けて2人+NPCが助かるならいいかな、と思っていたら東頭さんまで見つかってしまい、ついには安全圏へ置いてきたはずのNPCまで参戦。原住民と化した緒花子さんも参戦し全面戦争に。武器庫からリボルバーを手にした真白も戦いましたが1度死にかけました。東頭さんも死にかけ、NPCに至っては敵の首にぶら下がったまま死んでしまいました。

 最後は本物のにゃる様とのダイスバトル。啖呵を切ったので負けたら格好悪いな、と思っていたら真白は圧勝してくださいました。流石犯罪者、土壇場の運は強い。緒花子さんも勝ったのですが、東頭さんは負けてしまいました。結果的に緒花子さんがNPCとの死を選び、生還権利を東頭さんに譲渡。本当に切なく、PLとしては心臓が握りつぶされるようでした。緒花子さんのことは忘れません。夜中3時までセッションは続きましたが、あまりの展開に寝付けませんでした。

 

「蒼穹に滲む紅色」 酉様オリジナルシナリオ

KP 酉さん

PL あきこやけさん/岬いろは 探偵

   めーぜんさん/眠井州矢 アニマルセラピスト(イルカ)

   アルミニウム/結城京子 警官

 

 セッションでですが、初めて長野県に行きました。そこそこ使いやすいヒーラーを作ろうと、警官を作成。旅行、ということと立ち絵が餅のようなものを食べていたことから食いしん坊キャラで行くことに。自身がアイマスPなので、眠井さんの立ち絵が九十九先生だったことに対し モチベーションが沸点突破しました。いろはさんは名探偵であるようですが、おっちょこちょい感が否めなかったです。

 1日目は完全に普通の旅行でした。ごはん(食レポ付き鹿肉!)をたべ、温泉にはいり、眠井さんは泳ぎ、髪ゴムをいろはさんに借りたりしました。旅館に来る前にリアルオカルト知識がなぜか役立ちました。まさか伏線になったとは、おどろきです。旅館では卓球勝負もでき、なんと全勝。卓球少年にも勝ってしまいました。がんばれ少年!

 2日目はついにストーリーが動き出しました。しかし”どろどろ”についての情報の齟齬が……。コントを見ているようでとてもたのしかったです笑 その後のある事が起こってしまったNPCの少女に対するいろはさんのリアクションが想定外だったのか、戸惑っているKPが大変かわいらしかったです。そしておばあのおばぁみ(©いろはさん)が強すぎて孫と化すPC3人。料理の手伝いをするものの誰も役に立たないのは微笑ましかったです。あまりのごはんのおいしさに結城はホームシックを発症、おばあに慰められました。この日の晩御飯は馬肉だったのですが、地酒に酔って寝た結城は眠井さんに肉をとられました。いろはさん運んでくれてありがとう。

 3日目。朝はNPCと卓球を。初負けしました。喜ぶNPCがとてもかわいかったのですが、しかし、一番つらい日でした。悩んで悩んで出した結論は、間違いではなかったです。PLは悩みましたがPCたちのSAN値が減らない減らない。そして、眠井さんが超重要場面で〈説得〉1クリ。主人公が確定した瞬間でした。熱い。精神分析81も取らなくてよかったかな、と思ってしまいましたが、普段無表情な方の必死な表情はよほど心を揺らがせたのでしょう。その晩は熊肉でした。みんなでお土産のスライムストラップを買いました。KPいわくなにかの眷属らしいです、なんだろう。

 4日目、最終日。すっと目的の場所へたどり着けました。ごねてすみませんでした。KPのシークレット〈忍び歩き〉1クリによりご対面。ボスともご対面。ついに眠井さんが発狂、走り出しかけたところをいろはさんが食い止め、結城が精神分析(+ビンタ)で難を逃れました。NPCの少女だけは守らねば、と構えましたが、まさかの展開に。ここで2クリ出していたのは個人的に熱かったです。お別れの時は、少し涙ぐんでしまいました。次は好きなこといっぱいして生きてくれー!

 

「喫茶セラエノ」 越智満高等学校新聞部様

KP もつ子さん

PL しきさん/長内遥緒 大学生

   暁さん/門倉命 メイド

   いくみさん/最上心葉 探偵

   アルミニウム/有栖川真白 犯罪者

 

 つっぱねられるだろう、と思って提出したキャラシがKPに気に入られ調子に乗ったらとんでもないことをしでかしました、ごめんなさい。かくれんぼの時の真白は”胡散臭いしゃべり方(にゃる様風イメージ)だけどたまに素”なRPだったのですが、今回は茶番シナリオのようだしキャラシにある”無気力無関心”を出してRPしてみようと思って挑みました。非協力的すぎる、と怒られてしまいました。すみませんでした。

 メイド喫茶へ、とのことだったのですが、あまりに接点がなさ過ぎてオフ会の形に。真白のHNは”アリス”ということに。ちなみに今回も名乗らずに終わりました。メイド服で出歩くものだから、世界観を固めまくっているレイヤーだと思われる門倉さんはおもしろかったです。現代日本でメイドです、なんて、特に秋葉原ですし、仕方ないですよね。今回目をつけられたのはAPP18の長内さんでした。ちなみに男性陣が最上さん17、真白16と皆高APPでした。長内さんが絡まれ門倉さんが助けに行っている間、おなじみのチャットRP。最上さんを美少女にしました。

 今回も潜入と待機で別れ、気に入られた長内さんと知り合いだとNPCに名乗った門倉さんが潜入、顔割れしたくない最上さんと明らかに怪しい真白が待機。NPCの家の前に止まっていたやばめの会社のトラックを知っていることで最上さんに仕事がやんわりばれました。今回は事件が起こる前に呼び出され、潜入。それでも遅いと怒られてしまいましたが。魔導書を読もうとしてレディーファーストですから読みたいならどうぞ、といったら押し付けられた、とまたまた怒られてしまいました。でもこれって本来の目的の”レディーファースト”ですよね、なんちゃって。

 戦闘シーンでは犯罪者としての銃刀法違反が役立ちました。クリーチャーのほうは銃火器効かないな、どうしようかな、と心配していましたが一発撃ったら終わりました。しかも殺してない。素敵。ピーチ姫ポジションの長内さんも〈芸術(肉体美)〉を手に入れられたので良かったです。

 リラックスして自由にやりすぎてしまったので今後は慎もうと思います。